講義コード 0701A
講義名 地域社会とボランティア
(副題)
開講責任部署 全体
講義開講時期 春学期
講義区分
基準単位数 2.00
時間 0
代表曜日 火曜日
代表時限 2時限
開講学科 両学科
必選別 選択必修
履修セメスター 第1セメスター
その他
担当教員

職種 氏名 所属
准教授 ◎ 竹内 裕二 (指定なし)

講義概要
高まりつつあるボランティアへの期待、広がりつつあるボランティアの活動領域。一般的に「ボランティア」という言葉ばかりが先行し、その本質部分が曖昧になっている。しかし、地域も学校もボランティア活動を積極的に行っている状況にある。さらには、近年「企業の社会的貢献(CSR)」が重視されるようになり、今後実社会に出て行く学生諸君にとって、就職先でもボランティア活動を行なうことが必須となりつつある。つまり、地域社会との関わりは必要不可欠なのである。
そこで、「ボランティアとは」、「ボランティア活動とは何か」といった本質的な部分を理解するために、学生諸君にとって身近な地域社会を題材にそれらのあり方について学修し、地域コミュニティでのボランティア活動、社会貢献について考究する。
本講義概要として、ボランティア団体の活動目的や活動内容の基本について学び、活動における現状や課題について理解を深める。このことを踏まえ、実践的に地域コミュニティでボランティア活動を行なうための手法について学ぶ。その過程から地域コミュニティやボランティア活動における諸問題について理解を深める機会としたい。なお、本講義を受講することにより、その後の学生生活、社会生活、職業生活の中で豊かな心やたくましく生きる力を培うと共に、ボランティア活動に入っていく素地を培うことも狙いとしている。
※履修者数、理解度に応じて、下記の授業内容を変更する可能性がある。
到達目標
本講義の達成目標は、以下の通りである。
(1)ボランティア活動を通じて、それぞれの専門性を高める
(2)チームワークの大切さを修得する
(3)年齢の異なる人たちとのコミュニケーション能力を持つ
(4)地域とは何かを学び、社会の仕組みを修得する
(5)社会人としての基礎的マナーを学ぶこと
履修のポイント及び留意事項
地域活動、まちづくり、ボランティア活動に関心のある学生の履修を期待する。本講義は、受講生の積極性が求められる。資料を基に講義を行ない、学生諸君が自ら考え、討議し、調査、研究、発表することを中心に講義を行なう。また、それに伴い本セメスターにおいて2回の実習を行う。
講義日程

テーマ内容
第1週授業概要説明・ボランティアとは本授業の趣旨について説明する。ボランティアに関する基本的な考え方について、認識を共有する
第2週ボランティアは、なぜ必要か!ボランティアの必要性について考える
第3週ボランティアの歴史1ボランティアの始まり
第4週ボランティアの歴史2日本におけるボランティアの始まり
第5週実践研究1ボランティア活動の実践を通じて、ボランティアとは何かを学ぶ。その11
第6週ボランティア活動の形態と分野 その1ボランティア活動の形態及び活動分野に関して概要を知る。
第7週ボランティア活動の形態と分野 その2ボランティア活動に関する個々の形態及び活動分野について考究する。 
第8週ボランティア活動の役割ボランティア活動の役割とは何かについて考える。
第9週実践研究2ボランティア活動の実践を通じて、ボランティアとは何かを学ぶ。その2
第10週ボランティア活動を重視する背景 その1ボランティア活動を重視する背景とは何かについて考える。その1
第11週ボランティア活動を重視する背景 その2ボランティア活動を重視する背景とは何かについて考える。その2
第12週ボランティア活動を重視する背景 その3ボランティア活動を重視する背景とは何かについて考える。その3
第13週ボランティア活動の留意点1多様化した社会におけるボランティア活動現状を探る。その1
第14週ボランティア活動の留意点2多様化した社会におけるボランティア活動現状を探る。その2


他の授業科目との関連
地域社会に関する科目において、地域社会での人間関係や地域との関わり方に関する課題がある。その基本的な考え方について、他の科目では伝えきれない部分をボランティアの視点から学修する。
評価方法
レポート、現場実習、出席、定期試験を総合的に評価する
教科書
使用しない
参考図書
適宜、参考図書を案内する。
オフィスアワー(授業相談)
随時
学生へのメッセージ
本当のボランティアとは何かを修得してもらいたい。
授業用URL
http://ttime.ftokai-u.ac.jp
授業用E-mail
takeuchi@ftokai-u.ac.jp